サイト売買で人気のアフィリエイトサイト、ブログ、まとめサイトはどうすれば相場以上で売れるのか?
ペラサイトを相場以上の価格で売却した経験から考察します。
買い手が持っている共通ニーズをもとに、それぞれみていきます。
買い手の共通ニーズ
- そのまま売上がほしい
- 新規顧客の獲得に繋げたい
- ラクに運営したい
アフィリエイトサイトはASPと広告単価がポイント
アドセンス、クッキー(楽天、アマゾンなど)、直案件以外であれば、アフィリエイトサイトの広告はASP(広告代理店)経由になります。
ASPの場合はもれなく「どこを使っているか?」買い手から聞かれます。
その理由はASPは複数存在し、同じ広告でも提供単価が違う場合があるからです。
さらに顧客獲得が見込めるアフィリエイターには特別単価を提供しています。
またASPによっては紹介制でしか登録できない「クローズド」と呼ばれるところもあります。
これらの要素を交渉に盛り込むことで、価格アップや有利な売却に繋がります。
交渉を優位に進めるポイント
- 使っているASPの広告単価が相場より高いか事前に調べておく
- 特別単価をもらっていれば、その旨も伝える
- クローズドASPであれば、「登録の権利」も付けて紹介してあげる
ただし交渉には注意点が2つあります。
注意
- ASPの単価は変わる可能性がある。
- 特別単価には条件や期間が設定されていることがある。
買い手には「単価は広告主や代理店の都合で変わる可能性がある」と事前に伝えることでトラブルを防げます。
また特別単価は「買い手にそのまま引き継げるのか?」ASPの担当者に相談しておくと安心です。
ブログはオリジナルコンテンツをどうアピールするか
ブログは「ウェブログ」なので、体験談として価値を感じています。
加えて「被リンク」として活用イメージを持っている買い手も多いです。
ただし実際に聞いた声としては意見が分かれます。
ブログに対する買い手の意見
- 自分では書けない体験談や独自コンテンツだから買いたい!
- 運営者の特色が強くて、自分で記事追加や更新ができなさそう。
そのため最初からサイトの概要やアピールポイントで明確に伝えた方が良いです。
記事数が多い場合
当ブログは自身の体験談や意見・感想を率直に盛り込んでいます。
記事数も多いのでロングテールでアクセスが安定しています。
そのため更新をあまりしなくても、継続的な売上が見込めます。
記事数が少ない場合
当ブログは自身の体験談や意見・感想を率直に盛り込んでいます。
まだ記事数は少ないですが、買い手様が記事の特徴や方向性を把握することで、今後も記事の追加や更新がしやすい状態であると考えています。
更新を増やすことでアクセスアップに繋がり、売上増加も期待できます。
このように買い手のニーズに合わせて最初からアピール内容を絞った方が、売却に繋がりやすいです。
まとめサイトはアドセンスであれば売りやすい
まとめ(キュレーション)サイトは、アドセンス広告が一般的です。
様々なジャンルやトレンドを扱うため、自動で最適な広告を出してくれる方が売上に繋がるからです。
また実際に聞いた買い手の印象です。
アドセンスに対する買い手の印象
- クリックされれば売上になるのでありがたい
- 今後の広告張り替えは不要なので、管理が楽チン
- でも警告やアカウント削除されたらどうしよう!
売上までの敷居の低さや運営のカンタンさはメリットですが、グーグルに運営権利を握られているデメリットもあります。
そのためこのような伝え方が効果的です。
まとめサイトの訴求例
当まとめサイトはアドセンス広告を掲載しているため、今後の広告張り替えは基本不要で管理もしやすいです。
ただしグーグルの規約によって警告が来たり、最悪の場合アカウント削除のリスクもあります。
ですが当方は今まで一度もグーグルから警告を受けたことはありません。
売却した際には運営方法もお伝えしますので、ご安心ください。
最初からメリット・デメリットと対処方法をすべて提示すると、買い手も判断しやすくスムーズな取引ができます。
おわりに
- アフィリエイトサイトはASPや広告単価で差別化する。
- ブログはオリジナルコンテンツの伝え方を明確に。
- まとめサイトはアドセンスの警告や削除リスクの不安を取り除いてあげる。
サイト売買の花形ジャンルです。
その分ライバルも多いので、メリットと安心感で差別化を図ることが大切です。