サイト売買はサイトを譲渡するので、ドメイン移管とデータ移行を行います。
今回はウェブサイト作成ツールとして幅広く利用されている「ワードプレス」と「シリウス」のデータ移行方法をシェアします。
ワードプレスはプラグインを使ってデータをエクスポートできる
「All-in-One WP Migration」というプラグインを使って、簡単にデータを買い手に渡せます。
All-in-One WP Migration
- 有効インストール数100万以上
- 最新バージョンと互換性あり
- 日々更新(アップデート)されている
- つまりみんなが使っている安全な人気プラグイン
インストールして有効化したら、以下の手順で進めます。
step
1サイトデータをエクスポートする
ワードプレスのプラグインメニューから「All-in-One WP Migration」を選んで「エクスポート」をクリックします。
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2データのエクスポートする、しないを選ぶ
「高度なオプション」でエクスポートしないデータを選べますが、サイト売買ではすべてのデータを譲渡しますので、特にチェックを入れる必要はありません。
もし詳しい方で希望があれば、エクスポートしないデータをチェックします。
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3エクスポート先は「ファイル」を選ぶ
「ファイル」をクリックするとエクスポートが始まります。
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4ダウンロードしてエクスポート完了
「DOWNLOAD」のボタンをクリックするとダウンロードが開始され、ダウンロードが完了すればエクスポート完了です。
ファイル名は「ドメイン名-日付-ファイル番号wpress」です。
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5買い手にインポートしてもらい移管完了
買い手も同じプラグインをインストールして、売り手からもらったエクスポートデータを「インポート」すれば移行完了です。
シリウスは買い手が持っているかいないかで2パターン
SIRIUS(シリウス)は買い手が持っているかどうかで、データの渡し方が変わります。
- 持っている→バックアップファイル
- 持っていない→サーバーのファイルデータ
シリウスはこんなツール
- 50,000人以上が愛用しているサイト作成ツールの大定番
- ほぼ毎月アップデートされて、常に最新機能が追加されている
- 相場以上の価格で売れたサイトも、シリウスで作りました
- 公式ページ:シリウス
シリウスを持っていればバックアップファイルを渡すだけ
シリウスにはバックアップ機能があるので、相手も持っている場合はカンタンにサイトデータを移行できます。
step
1バックアップファイルを作成する
サイト管理画面の「バックアップ」をクリックして、バックアップファイルを作成します。
保存ファイル名は「ファイル名.sab」です。
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2バックアップファイルを買い手へ送る
保存されたバックアップファイルを、メールやチャットで買い手に渡します。
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3バックアップファイルからサイトを新規作成してもらう
買い手はファイルの「バックアップファイルから新規作成」をクリックして、売り手からもらったファイルを指定します。
作成されたファイルを自分のサーバーへアップロードすれば移行完了です。
シリウスを持ってなければサーバーファイルを渡す
買い手がシリウスを持っていなくても、サーバーにあるファイルをそのまま渡せば移行できます。
シリウスは静的サイト(HTML)を作成するので、テキストエディタ(TeraPadなど)があれば編集が可能だからです。
売れたペラサイトはシリウスで作成しましたが、買い手がシリウスを持っていなかったのでサーバーデータを渡しました。
今後相手がシリウスを使う予定があるか気になったので、
「今後シリウスを使う予定があれば、念のためバックアップファイルもお渡ししましょうか?」
と聞いたら、
「お気遣いありがとうございます!はい、是非頂きたいです。」
と回答が来たので、確認してよかったです。
このように両方のデータを提出する気遣いによって丁寧な印象が伝わり、穏やかに手続きを進めることができました。
まとめ
- ワードプレスは「All-in-One WP Migration」プラグインがオススメ。
- シリウスは相手が持っていてもいなくても対応できる。
売り手はアフィリエイターでデータ移行に慣れていても、買い手は初めてのケースがあります。
初めてのことは不安でよくわからないので、こちらがリードや気遣いを見せると相手に誠意が伝わります。
結果的にお互い気持ちよい売買ができると思いますので、事前に流れをシミュレーションしておくと安心です。